人に利き目や利き足があるように、脳にも思考特性の違いによる効き脳(利き脳)があります。

この効き脳のベースとなっているハーマンモデル理論は、50を超える博士論文でその有効性が確認され、欧米を中心に200万人以上の利用実績があります。

効き脳の違いは、物事に対する理解や納得のポイントの違いにつながります。
お互いの効き脳の違いを知っておくことは、日頃のコミュニケーションはもちろん議論の場においても、相手の考えに対して意気投合したり、あるいは理解や共感しづらい理由がわかり、余計なストレスを抱えなくてすみます。

利き脳調査

診断受検は、インターネットを利用して、40問程度の質問に答えていただきます。

効き脳診断の結果はA、B、C、Dの4つの象限に、4角形で描かれます。
合計が200点となっていますので、どこかの象限の数値が高ければ、別の象限の数値は低くなります。

診断結果は、あくまでもひとり一人の思考の特性を示したものですので、点が高いからよいとか、どういった形が優れているというような優劣はありません。

また、思考特性は先天3割、後天7割と言われています。一生変わらないものではなく、環境やトレーニングによって変化します。

 

Aタイプ「論理・理性脳」
このタイプの人は、事実を重視し分析的な思考をする反面、論理が先行して冷たい印象を与えることがあります。

 

Bタイプ「堅実・計画脳」
このタイプの人は、計画を立てて着実に実行しますが、急な変化に対しては融通が利かない面があり頑固と評されることがあります。

 

Cタイプ「感覚・友好脳」
このタイプの人は、自分より相手を優先して考え、周囲との協調を保つことを重視します。感情的が先行しがちで、好き嫌いによって判断する面があります。

 

Dタイプ「冒険・創造脳」
このタイプの人は、冒険的で新しいことに興味があります。直観的な判断で物事を捉えるため、周囲は飛躍しすぎて理解できないと感じることがあります。

 

思考特性は、必ずしも1つのタイプの単独優勢であるとは限らず、2重優勢、3重優勢であったりします。また、思考特性はコインの裏表のようなもので、一見「強み」と思われる特性も、無意識に発揮してしまうがゆえに物事がうまくいかないということがあります。まずは、自分自身の思考特性を理解することが大切です。

 

※「効き脳診断」は、フォルティナ株式会社がASP形式で提供するサービスです。

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